穏やかな令和の初日

 平成最後の日に散髪に行き、さっぱりした頭で令和を迎えた。昨日は色々と行事が続き、かなり忙しい一日だったが、令和初日の今日は意外にも静かに過ぎたように感じた。TVも昨日は一つの時代が終わると言うので、様々な番組を放映していた。だが今日から始まる令和については、まだ報じるものが無いため静かだったのかも知れない。

 その中で呆れたのはまたまた韓国。大統領や謝罪を要求した議長が、新天皇即位に付け込んで何とか擦り寄ろうとする意図が丸見えの祝電を送ってきた。天皇は安倍首相とは考えが違い、韓国の味方だなどと述べた報道もあったらしい。全く馬鹿丸出しだ。天皇は政治には関与しないことを知らないとすると、不勉強、無知と言われても仕方無い。天皇は日本国民統合の象徴であり、我が国の権威のシンボルである。日本の歴史や憲法に対する理解に欠け、自分達の思惑だけで物事を進めようとするから、世界が韓国から孤立するのだ。そう言う阿呆どもだから、またまた特使を派遣しようなどと画策するのだろう。そんなことより日韓間の懸案事項を整理し、綺麗に解決することが先決と知るべし。と言っても通じないだろうな。

平成最後の日に当たって思うこと

 いよいよ平成最後の日を迎えた。あと10時間程で令和となる。

 先日トランプ大統領が安倍首相に、天皇の交代は日本にとってそんなに重大なことなのかと問うたらしい。日本の天皇制は諸外国のどの王室とも、かって存在したどの皇帝とも性格の異なる存在であり、外国人には理解出来ないかも知れないと思う。

 日本の天皇とは極く一時期以外は権力とは無縁の存在で、言うなら権威の象徴で、日本では昔から権威と権力が並立し、敢えて表現するなら権・権分立であった。そのため権力の交代も、外国なら易姓革命と言うべき事態でありながら、天皇と言う権威の下での政権交代と言う形で済んでしまい、国は何事も無く続いて来た。

 もしも権威と権力が分立してなくて、時の権力者が権威をも握っていたら、権力の交代の時、どういうことになっていただろうか。古代の藤原氏から平家へ、そして源氏、北条氏、足利氏、更に織田氏豊臣氏を経て徳川氏、そして明治維新と数々の武力による権力の変遷が単なる権力者が交代しただけで、人々の生活も文化もそのまま持続し、従って国も変わることなく永続することが出来たのは、権威が権力と分立していたからであろう。

 諸外国の皇帝や王は権力と同時に権威も握っていたので、武力で倒されると国も滅び、総てが変わってしまう。我が国では武力を持たぬ天皇と言う存在を、どの権力者も潰そうとはせず、天皇と言う権威の下で権力を行使する道を選んだ。つまり権威と権力の分立を古来から皆が是認し、不文律として守って来た。まことに不思議なことであるが、この国家の形態が我が国を二千年も永続させたと言えよう。だから日本にとって天皇は日本を日本たらしめた存在であり、天皇の交代は凄く重要な出来事なのである。もしも天皇と言う武力を持たぬ権威の象徴が存在しなかったら、我が国の二千年の歴史は存在し得なかっただろう。

 現行憲法では天皇を日本の象徴と定義したが、誠に適切な表現と思う。一言付け加えるなら「権威の象徴」と言ってよいのではなかろうか。次の令和時代がより発展した時代となることを願いつつ、平成最後の筆を置く。

平成はあと2日

 平成もあと2日を残すのみとなった。昭和に生まれ、大戦を経験し、戦後の焼け野原の残る時代に就職し、少しでも復興させようと休む間も無く働き、気が付いたら世の中すっかり変わってしまい、と思ったらバブル崩壊、平成となり、そして21世紀に突入し、そしてまた元号が変わり令和となる。両親は明治・大正・昭和と3つの時代を生き、そして自分は昭和・平成・令和と矢張り3つの時代を生きることになった。

 振り返って見れば明治から平成までの4つの時代はそれぞれの特徴があり、明治時代、大正時代と言う呼び方をしても可笑しくは無い。意図して区切った訳では無いのに、何の違和感も無いのは不思議なことである。次の令和はどんな時代になるのだろうか。不安な感じがゼロではないのが少々心配。無事に発展して貰いたいと切に願う。

出鱈目な日本語の横行

 金正恩が列車でウラジオストックに向かったことを報じる番組で、「金正恩が電車から・・」と言った者が居た。米朝第二回会談を報じる番組でも列車を電車と言った人が居た。機関車で牽引する列車も、ディーゼル列車も知らず、車両が連なっているのは総て電車と思って居るのだろうか。

 似たような例を挙げると、軍艦を戦艦と言う例を見かける。戦艦が艦種を示す言葉であることを知らず、戦艦を戦闘艦の意味に捉えているらしい。軍用機でも、B2戦闘機と書いた記事を見たことがある。B2は爆撃機だが、上記の例は戦闘機を空の戦闘を行う飛行機の総称と思っているのだろう。

 知識が無いのか、言葉を知らないのか、こちらが混乱してしまう。正確な日本語を使って欲しいものだ。

「令」と言う字の不思議

 令の字には大雑把に言って互いに関連の無い二つの意味がある。

 その1は、命令、号令、令旨などの令であり、その2は、令室、令息、令嬢などの令であり、両者には全く関連が無い。このように互いに関連の無い複数の意味を持つ漢字は他にあるだろうか。咄嗟には思い出せない。不思議な文字である。互いに関連の無い二つの意味を持つのは令の字が出来た過程に関係するのだろうか。

ノートルダム大聖堂が火災に

 昨夜、家内がノートルダム大聖堂で火災が発生とラジオで言っていると飛んで来たので、急いでテレビを付けたが、報道は次のテーマに移っていて見れず、今朝YouTubeで状況を確かめた。800年間無傷で来たのに、何と言うことか。フランス人及びキリスト教徒のショックは大変なものだろう。原因が補修工事の失火とあっては、悔やんでも悔やみ切れるものではない。法隆寺金堂の火災を思い出した。一日も早い復旧を祈る。

韓国首相の秘書室長の妄言

 韓国首相の秘書室長が馬鹿なことを述べているようだ。自分のフェイスブックで「(日韓の関係改善は)両国の努力、中でも特に日本の努力が増せば、可能だと思う」と主張していると言う。事態が全然分かっていない。

 我が国はもう日韓関係を改善したいとは思っていない。だから関係改善には韓国が努力するしかない。我が国としては韓国が怪しからぬことをしたら、制裁を加えるだけである。事態はそこまで来ているのに、相変わらず上から目線で戯言を言っているようでは、韓国は悲惨な状況に陥るしか道はない。こんな無神経さだから、米韓会談で大恥をかくのも当然だ。韓国よ、さあどこへ行く。