昨日は今年度初の本格的な雨量を記録

 松山市は雨が降り難い土地で、常に水不足を心配しなければならない。今年も雨が非常に少なく、この分では平成6年度の大渇水の再来の惧れがあったが、昨日漸く今年始めての本格的な雨が降った。松山市の記録によると、昨日の雨量は70.5mm。今年の最高は20.5mmで、石手川ダムの貯水量は平成6年度の貯水量推移に似た減少カーブを描いて居た。それが昨日の雨で僅かだが貯水率が回復し、ほんの少し安堵させて呉れた。あと何回か昨日の雨が降れば、ダム周辺地域の土壌中の水分も、ダムの貯水率も100%に回復し、安心できるのだが、予報では今年の梅雨は雨が少ないと言うので、心配は尽きない。松山市は海水淡水化の施設建設に踏み切る以外、適切な手段はないことを認識すべきである。