柗山東署の誤認逮捕事件

 女子学生の誤認逮捕事件の実情が少しずつ明らかになりつつあるが、全く腹が立つ。警察に実態は昔と殆ど変わっていない。この事件は警察の一方的なミスなのだから、もっと早く謝罪し、女子学生の名誉回復と損害補償をすべきだろう。

 それと、弁護人を最初から付けることと、完全な録音を取ることを即座に実行すること。漏れ伝わる警察の発言、「犯人は目の前に居る」等を聞くと、警察の旧態依然たる体質に唖然とする。物証を掴んでから物を言えと怒鳴り付けたくなる。

 随分前のことだが、振り込め詐欺が始まったころ、自分に所にも来たので、一応松山東署に連絡したところ、応対に出た相談員と称する警官は、貴方はそれを観たので請求が来たのではないのかと吐かした。今回の事件はその頃と警察の体質は全く変わっていないことを示している。警察のこのような状況では話にならないので、市の消費者生活相談センターに連絡したら、そちらでは既に把握していて、的確なアドバイスを呉れた。警察は早急な体質改善を図らねばならぬ。

 なお、振り込め詐欺は電話、葉書、メールと様々な形で届くが、届いた都度、情報提供の意味でセンターに連絡しているが、いつもセンターの方が先に情報を把握しているので感心する。これと比較すると警察は遅れていると言わざるを得ない。