中国は大丈夫か

中国は崩壊の危機が迫っているのではないかと心配する。長江には三峡ダムを築き、地震が心配されるだけでなく、長江が流れ込む東シナ海の栄養分が減少する一方で塩分濃度は上がり、海の環境が変わっているらしい。もう一つの大河、黄河は大量取水で極端に水量が減少し、化学工場や製薬工場が増えて水質が悪化していると言う。汚染は河川だけでなく、地下水にまで及んでいるらしい。四川大地震で大きな打撃を受け、その復興だけでも大変なのに、人間の生存に欠くことの出来ない水や空気を汚染してしまっては、回復する手段があるのだろうか。四川大地震で核施設の被害が噂されており、ダムや地震湖の崩壊も心配されているが、それに加えて中国の環境崩壊が、中国の崩壊の引き金とならない保証はない。今中国は、建国以来最大の危機に直面しているのではなかろうか。
【参照】
黄河崩壊(1)
黄河崩壊(2)