加戸知事のとんでもない発言

愛媛新聞で次ぎの記事が報じられた。

4日の2月定例県議会一般質問で西条市区の明比昭治氏(自民)が、松山市中村時広市長が黒瀬ダム(西条市)からの松山分水実現に向け市民に呼び掛けた署名活動と、加戸守行知事が署名に賛意を示したことを批判した。加戸知事は報道陣に「賛意を示すのは当然。明比県議は与党から出て行くべきだ。なぜ賛意を表したら批判されるのか理解できない」と強く反発した。

ここで加戸知事の「明比県議は与党から出て行くべきだ。」はとんでもない暴論。与党内にも様々な考えがあるのは当然のこと。この発言は異論を許さない独裁ではないか。これでは小沢一郎と変りは無い。
そもそも黒瀬ダムから松山への分水要請に無理がある。これが仮令実現したとしても、他のダムと同じく雨に依存する以上、渇水時にも黒瀬ダムに水が有るとは期待出きる筈はない。松山の水対策は雨に頼らない別の水源確保を目指すのが本筋である。その意味で黒瀬ダムからの分水要請の署名運動には反対する。知事はそれなら松山から出て行けと言うのだろうか。