八ッ場ダムの探訪記を観て三峡ダムの異常事態を再認識

 先日八ッ場ダムの探訪記を観た。その番組の終わり近くで、堰堤の歪を1/10mm単位で検出していることを報じて居た。一方三峡ダムの堰堤の変位は数m以上、時には10mを超えるとも報じられている。八ッ場ダムの検出精度から見たら、これはもう異常事態と言うしかない。かって三峡ダムの建設に反対する研究者たちは、12個の危険を警告したそうだが、今やその内の11個が現実のものとなり、残るは唯一つと言う。それはダムの爆破であり、崩壊よりましだと言う。まさに三峡ダムはご臨終が迫っていると覚悟せねはならないのだろう。桑原々々。