シロとは

「素がたり」(http://blog.goo.ne.jp/konomasafumi_ehime/)に、聞き書きで「シロ」と言う言葉をきいても、十分検討しないまま「シロ」に漢字を当てるのは間違いだと記している。「シロ」にはどのような意味があるのかまず検討し、その上で最も適切な漢字は何かと問うべきだと言う。成る程と思う。「シロ」は「白」かも知れないし「城」かも知れない。または「代」なのかも知れない。言葉が先にあり、文字は後から伝わったことを思えば、今漢字で表記されていても、最初は皆当て字だったはず。「シロ」がもとは「場」を意味し、後に次第に「城」の意に集約された場合もあるだろう。
昔読んだ本に、音には概念があると書かれていたが、上に述べられていることは、音の本来の概念を探ることを意識する必要があると言う意味に採ったら間違いだろうか。