2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

湯築城の生命線は堀だった

秀吉が大阪城を落とすには、戦を出来るだけ早く講和に持ち込み、外堀を埋めてしまうことだと洩らしたと伝えられているが、湯築城の最大の防衛力は堀だったと思う。外堀を川に近接して設けたことにより、川と外堀が実質的に一体化し、攻撃側の弓矢を無力なも…

高知県歴史民俗博館長が同笵瓦をご覧になった時の言葉を披露

歴史塾で質問に対する山内譲教授の答えの中で、岡豊城・中村城と同笵の瓦に話が及んだので、高知県歴史民俗博の宅間館長がこの瓦をご覧になった時に仰った言葉を紹介した。山内教授は、同笵瓦が出たことを以って、長宗我部氏が湯築城を下したと言えるもので…

湯築城の横堀探索

中野良一氏が言う湯築城の横堀二本のうち、岩崎神社から丘の東側を巡る一本を探索した。 これは今は横堀の面影はなく、丘を巡る道と見える。場所は、大手道から階段状の道を登って来ると、中段の直ぐ下で折れ曲がっているが、そこと岩崎神社の下との間である…

おめでとう赤崎勇さん

赤崎勇さんが青色発行ダイオードを開発した功績で文化勲章を受章。おめでとうございます。赤崎さんとは約1年間同じ下宿でお世話になった。赤崎さんは音楽が大好きな優れた技術者だった。我々とは格段にレベルの違う方で、そのような方に長く親しくして頂い…

湯築城本壇を巡る道は横堀だったのか

N先生と電話での話。中野良一氏著「湯築城」によると、本壇を巡る道と思っていたのは横堀だそうだ。だがこの見解には同意し難い。何故横堀と見たのか、確かめる必要がある。 話の最後に、湯築城の中を一緒に歩こうとのご提案。望むところ。即座に賛成した。…

元の沈没船発見さる

琉球大の池田栄史教授(考古学)は24日、長崎市内で会見し、元寇(弘安の役、1281年)で沈んだ元の軍船とみられる写真を公開。船底の背骨に当たる木材の竜骨(キール)や、整然と並ぶ外板が確認できる。元の軍船が、構造が分かる状態で発見されたのは…

湯築城を案内

今日の午後、某先生に湯築城に関する私見を現地を廻りながら説明。独自の見解も随分述べたが、趣旨を良く理解して下さった。誰にでも判る湯築城物語に纏めたいが、簡単には行きそうもない。

湯築城を理解出来ないのも無理ない話

湯築城を正しく評価できない人がおおいのも無理ないのかもしれないと思うようになった。昨日は少々頭に来たが、考えて見れば日本百名城スタンプラリーが無ければ湯築城に来ることは無かったであろう人達が、湯築城の歴史や由来を知るはずもなく、それどころ…

日本百名城の登城記録を読んで

日本百名城の登城記録があるのに気が付き、湯築城の部を読んでみて愕然とした。湯築城の価値が全然伝わっていない。何も無いとか只の公園だというような書き込みが多い。これでは単に百名城スタンプを押して帰っただけ。 湯築城は時代の最先端の構造を持つ。…

兵庫県警が山口組の集団参拝拒否を神社に要請

兵庫県警が山口組総本部の近くの神社に、山口組組員らの集団参拝を受け付けないよう申し入れると報じられた。また、兵庫県警は県内約3800の神社で構成する県神社庁に対し、暴力団が組織の行事として行う参拝の申し入れを拒否するよう文書で要請したと言…

萬翠荘、国の重要文化財に 文化審答申

萬翠荘が国の重要文化財に指定される運びとなった(ココ)。 国の文化審議会は21日、大正期の洋風邸宅「萬翠荘」(松山市一番町3丁目)を国の重要文化財(建造物)に指定するよう中川正春文部科学相に答申した。文部科学省は年内に正式指定する方針で、県…

タイの洪水

タイが空前の洪水に襲われている。バングラデシュは低地が広がっていることは知っていたが、タイも中央部は一面平坦な土地であることを始めて知った。勾配が小さいので一旦水が出ると、なかなか引かないだろう。 それにしても凄い量だ。そんな膨大な水が空か…

カダフィ大佐死亡

カダフィ大佐死亡のニュース。 独裁の終了、そしてリビヤ再生のスタート。

非礼且つ下劣な中日球団

落合監督が白井オーナーとは握手したが、球団社長とは握手するのを拒否したと話題になっているらしい。落合監督としては当然の行為であろう。 落合監督との契約は今期限りであり、来期も再契約するか否かは球団側にも考えがあり、どちらになろうと落合は苦情…

契約書の世界

随分前の話だが、落合監督は今期限りで退任が決まったことについて、「契約書通り。この世界は、そういう世界」とだけ言ったと報じられている。契約書に定めた期間が終われば、お疲れさんでお終い。これは解任でも辞任でもなく、任期満了である。それ以後は…

阪神監督は解任なのか、辞任なのか、どっち?

今日は左脚の具合がかなり良い。もうちょっとだが、あと一息が難しい。資料館まで行ったが、館長は外出して不在。出直そう。 ところで阪神タイガースの監督について、報道が随分乱れている。或る時は解任と書き、昨日は辞任と報じていた。どっちなのだ。契約…

高岡蒼甫が謝罪しても韓流ごり押し批判は止まらない。

多分高岡に強い圧力が掛かったのだろう。圧力を掛けて高岡を押さえ込んでも、韓流ごり押し批判の流れは止まらない。外務省も韓国に対して遅まきながらきちっとした姿勢を取り始めている。 日本と韓国の間には、竹島問題、日本海表記問題、更には日本海のメタ…

acrete11月号の記事の誤り

愛媛新聞のアクリート11月号に、「愛媛の中の大坂、大坂の中の愛媛」と題する特集がある。その中の【湯築城と大坂城】の項にあれと引っ掛かる記述があった。その部分を記す。 徳川時代の石畳の上への復興ながら、秀吉時代を彷彿とさせる大阪城天守閣と、片…

今日の椿組は受けた

道後伝劇椿組の公演に、今日は車椅子に乗ったお婆さんが大勢観に来て居た。その人達が公演を随分楽しんだようで、途中何回も笑い声や拍手が起こり、今までで今日が一番反応があった。大いに宜し。この調子で行くとよいのだが。 今日は八八祭りとか何とか言っ…

道後伝劇椿組10月公演

散歩に出たら商店街入り口に道後伝劇椿組のチラシを見つけ、温泉本館に行ってみた。生憎の雨でテントを張ってそこに観客席をしつらえての公演。先月は一人熱を出して中止したので、8月以来の顔合わせ。10分少々の短い公演だが、常に工夫を絶やさず、毎回…

電力会社はいつになったら目が覚めるのか

枝野経産相がやらせメール問題に関する九州電力の最終報告書に不快感を示したと言う(ココ)。当然だろう。東電も九電も四電も未だに身勝手な考え方から脱却出来ない。いつになったら目が覚めるのか。腐ってる。競争が無いからノホホンとしているのではない…

「はやぶさ」カプセル展示会

「はやぶさ」カプセル展示会を見に、コミセンへ行く。 先ず特別上映「HAYABUSA〜帰還バージョン〜」を観て、感動を新たにする。何度も予期せぬトラブルに襲われながら悉く克服し、特に通信が途絶し行方不明となった後も、はやぶさが信号を出し続けるなら、そ…

呆れた字の間違い

@niftyニュースに「上海ガニ産地偽装が後立たず」と書かれていた。これは「上海ガニ産地偽装が後絶たず」の間違い。字を知らず平気で幼稚な間違いをする。しっかりして呉れよ。

歴史研究の進展について行けない世の中の認識

N先生と話ている所にガイドさんが質問にやって来た。質問の内容は詳しくは判らないが、断片的に聞える話からの推測だが、湯築城を造ったのは通盛ではないのかということだったようだ。N先生が、湯築城を造りそこで最初に戦ったのは、北朝方に間違いはない…

「たつ」に九種類

「たつ」を調べたたら動詞だけで九つあった。「立つ」「絶つ」「経つ」「断つ」「建つ】「発つ」「裁つ」「起つ」「截つ」。名詞まで数えたらもっと増える。記者さん、良く勉強しろよ。

藤田教授と柚山俊夫氏の湯築城と松山城の関係に関する論説への疑問

藤田教授と柚山氏の見解には、大いに共鳴出来る点と若干疑問を感じる点がある。それを考察するための資料として、松山城築城に関連する出来事を年表形式に纏めておく。 ・関ヶ原合戦 慶長5年 1600年 ・加藤嘉明、松山城の築城開始 慶長7年 1602年 …

石川県に狼煙町

石川県に狼煙という地名があると海遊庵主さんに教えて貰ったので、早速Google Mapで調べる。能登半島の先端で「狼煙町」が簡単に見付かった。 「石川県珠洲市狼煙町」 狼煙を地名にした謂れを知りたいものだ。

湯築城の廃城は慶長13年より後か?

昨日の愛媛新聞の道標欄に三重大学の藤田教授が、秀吉が四国を攻撃した天正13(1585)年からから八藩体制が固まる寛永年間までの約一世紀の間の、伊豫の城郭群について興味ある見解を述べていらっしゃる。その中で湯築城についても思いもよらぬ見解が記さ…

携帯電話の機種変更

いつまでもMOVAのままほおって置くわけに行かないので、女房と一緒にデオデオに出かけ、FOMAに変更。WiMaxがうまく行かないので、外でもインターネットが使えるよう、使いこなせるか不安だったがスマートフォンにした。女房はらくらく携帯を選択。 スマート…

資料館でFさんと出会う

資料館に行ったら、久し振りにFさんと出会った。入院していると聞いたので心配していたが、前より元気そうで安堵した。4月から8月まで入院し、大腸の癌を九つも取ったとのこと。詳しくは判らないが、ポリープのようなものを除いたのだろうか。いずれにせ…