外務省が反論

外務省は1日、在上海日本総領事館男性職員の自殺問題について、「職務の重圧」と日本側が表明したと言う中国の主張を「事実無根」と反論した。

外務省は1日、在上海日本総領事館男性職員の自殺問題について、「日本側は職務の重圧のために自殺したと表明」したとの中国政府声明に対し、「日本側がそのような立場を表明したとの事実はない」と反論する文書を発表した。

 文書は「日本政府として、中国政府に対し、事件発生直後から、事実関係の究明を求めるとともに、厳重な抗議を行っている」とし、「職務の重圧」との見方は取っていないことを指摘。当初から「中国公安当局関係者による遺憾な行為」に対し毅然(きぜん)と対応してきたことを強調した。
 さらに「『この事件は中国政府関係者といかなる関係もない』との中国側の立場は受け入れられない」とあらためて中国政府を批判。「それ以前に中国政府から本件の事実関係について説明を受けたとの事実もない」と表明し、声明の「事実関係は日本側も承知している」との主張に逐一反論した。

こうでなくてはいけない。言うべきことを言っているので安堵。