草の根の北朝鮮制裁始まる

KYOUDOU NEWS(2006年07月12日)の記事

北朝鮮貨物船、拒否広がる 荷役業者が取り扱わず
北朝鮮が5日に7発のミサイルを発射した問題の影響で、政府の入港禁止措置の対象となっていない北朝鮮貨物船の取り扱いを民間が拒否、事実上入港できない動きが出ていることが11日、分かった。
政府が入港を禁止したのは貨客船万景峰(マンギョンボン)92だけで、そのほかの北朝鮮船舶については乗員の上陸は原則認めないものの、入港は容認している。民間ベースの拒否が拡大すれば、両国の貿易にも影響が出そうだ。
名古屋港(名古屋市)では、7日に入港予定だった北朝鮮船籍の貨物船「ジソン3」について、荷役会社が作業を拒否。同船は4日たった11日も、愛知県知多市沖に停泊したままだ。
舞鶴港京都府)で北朝鮮貨物船の荷役作業を引き受ける日本通運も「7日に取り扱いを中止することを決めた」と説明、入港できない状態が続いている。

民間の北朝鮮に対する怒りの表れ。荷役が出来なければ北朝鮮の船は事実上就航不能。草の根制裁は更に広がるだろう。