デジカメ写真の証拠能力

防衛庁(当時)の汚職疑惑に関して、額賀氏が山田洋行の宴席に額賀氏が出席していないとして、自民党伊吹文明幹事長が会見で

額賀氏から当日の家族らと食事した際の日付・時間入りの写真の提供も受けたことを明らかにした上で、「宴席に出席する時間的余裕がないというのが、われわれの受けた心証だ」。(ココ

と述べたと報じられている。デジカメで写した写真は確かに撮影日時が記録されるが、これだけで間違いの無い証拠とは言えまい。これの前後に写した写真の撮影日時をも確認することが、最低限必要であろう。
民主党は撮影日時などどうにでも細工できると言っているらしいが、民主党は証拠の信憑性を確認する力に疑問を感じる。前のメール事件にしても裏付けを取らず、証拠となり得るか否かの吟味が出来ていない。
今回の事件がどのように発展するか判らないが、民主党は証人喚問をするなら、守屋とジェームズ・アワー・額賀三氏の言い分が食い違っているのを突き崩すことの出来る、確実な証拠を掴んだ上でやるべきである。