中国の反仏デモ

中国の反仏デモは常軌を逸している(ココ)。こんなことをしたら戦争になっても不思議はないが、中華思想の彼らには判らないのだろう。中国政府は流石に危険を感じたのか、「人民日報」が「冷静で理性的な愛国主義の表現」を求める論評を掲載したと報じられている(ココ)。これ以上デモが拡大し、暴走が始まったら統制不能となり、矛先が自分らに向かいかねないと恐れたのだろう。だが中国政府は自分らの身勝手さを反省すべきだ。中国は長野市に、聖火リレーに際し、中国批判のプラカードを排除するよう要求して来たが、反仏デモでは批判どころか、フランス国旗に甚だしい非礼を働いている。これはフランスに対する侮辱である。その重大さに気が付かないのだろうか。この事態を放置するようでは、野蛮国と看做されても仕方無い。