日本語ブログが世界一

<ブログ>世界一は日本語 言語別発信、英語上回る 総務省」は小難しく表現しているが、平たく言うなら日本語ブログが一番多いと言うことだろう。
ブログ開設の動機は、日々の出来事を日記風に書くことでストレス解消に役立てる「自己表現型」が全体の30.9%で最も多く、開設者は10〜20歳代の割合が約4割と高いという。次いで、自分の関心のあるテーマで知り合いを求める「コミュニティー形成型」が25.7%、自分の趣味について情報を整理・公開する「アーカイブ型」が25.0%と続く。、若者だけでなく、30〜40歳代を含む幅広い年齢層に利用されているそうだ。
インターネット上の各サイトやブログは、個人放送局である。各自が自由に情報を発信できる。凄い時代になったものだ。その中で日本語ブログが一番多いということが、何を齎すか、どのような可能性があるか、十分に吟味する必要がある。
ルッターの宗教改革は、当時開発されたばかりの印刷技術を駆使したことにより、情報戦に勝利した結果であった。それを思えばインターネットを駆使した情報戦を重視しなければならないことは、議論するまでもないことであろう。世界一多い日本語ブログがそれぞれ的確な情報発信能力を具えれば、情報戦遂行の強力な武器になるのだが、それには・・・。