旧態依然たる小沢の本質を朝日が報じる

民主党を散々持ち上げて来た朝日が、12日午前の民主党役員会・常任幹事会における小沢の振る舞いを、「剛腕小沢」復活 「お前ら言うことを聞け!」と題した記事で報じている。

小沢氏は4人の役員をにらみつけた。一人ひとり指さし、こうまくし立てたという。
 「福山、長妻、安住、野田、この4人組。お前らいっつも反対反対と。最後くらい言うことを聞け。

恐れ入る台詞。何故小沢の言うことを聞かなければならないのか。論を尽す態度は微塵も無い。何のための役員会であり、幹事会なのか。国会においては慎重審議だの十分に議論してなどと言っているが、その意味は俺の言うことを聞けだったらしい。小沢ファッショなど真っ平だ。

ベテラン参院議員の北沢俊美副代表が「(現職ではない)立候補予定者にも選挙権を与えるべきだ」と主張すると、小沢氏はこう吐き捨てた。「北沢先生のご発言とも思えない」

これも論には論で応じる態度では無い。論に対して論でなく、その人を批判・非難して論を封じる態度。ここにも小沢ファッショが表れている。小沢は田中−金丸と続く古い政治体質を受け継ぐ最後の一人であり、一日も早く一掃すべき残滓である。彼のやり方を見ていると、北朝鮮金正日体制そっくりと思えてならない。