小沢の他人事のような発言

昨２４日、民主党沖縄県連代表の喜納昌吉参院議員らは国会内で同党の小沢一郎幹事長と会談し、喜納氏が「普天間移設先が県内なら内閣は総辞職すべきだ。」と考えをしめし、県外・国外移設に向けて指導力を発揮するよう申し入れ、これにに対し小沢一郎幹事長は、「そうだよな。鳩山首相も選挙前は県外とずっと言っていたもんな。その思いは政府に伝える。」と述べたと報じられている（ココ）。
この他人事みたいな小沢氏の発言には凄く違和感を感じる。言ったのは首相で、俺はそんなこと言っていないとでも言いたいのだろうか。衆院選に際して不適切な発言と思ったら、軌道修正を図るのも幹事長の役目だろう。マニフェストの米軍基地の在り方について「見直しの方向で臨む」と言う文言の意味を、事前に党内で議論し、意思統一をしていなかったのなら、党首脳部として大きな手抜かりである。幹事長も責任を免れるものではない。選挙前に県外・国外と煽りながら、今になって岡田外相がマニフェストに書いてないと言っても通るものではない。猛省を望む。