デジタルメモ「ポメラ」、親指シフト対応の新モデル

久し振りに「親指シフト」という文字が目に飛び込んだ。KING JIMのデジタルメモ「ポメラ」の新型機DM100が親指シフトにも対応と謳っている(ココ)。
ポメラの名は聞いているが、どういうものか見たことはない。だが親指シフト対応と聞くと俄然興味が湧いてきた。日本語入力では圧倒的に優れており、これを使ったらJISキーボードは全然使い物にならない。ワープロ・コンテストの優勝者の入力速度は10分間で2000字を越えていた。こんなスピードは親指シフト以外では不可能だ。入力速度が速いということは、入力が簡単で楽なので、打鍵が思考の邪魔をしないことを意味する。その入力の容易さが何よりの魅力だった。
そんな訳でワープロはOASYS以外使ったことが無かった。しかし、パソコンがDOS/V機に変わった時、富士通はパソコンでも親指シフト・キーボードをサポートするのかどうか一時姿勢がはっきりせず、諦めてローマ字入力に転換してしまった。
今、再び親指シフト対応の機器が発売されるということは、親指シフトは死んでいなかったことを物語る。嬉しい話である。どこかでポメラがどういう機器か見てみたい。デジタルメモというからには、凡その見当はつくが、百聞は一見に如かず。どこか置いている店はないか。探してみよう。