八ッ場ダム建設再開に抗議して民主・中島政希議員が離党届

民主党中島政希衆院議員は24日午前、政府が八ッ場ダムの建設再開を決定したことを政権公約に違反するもので、民主党を支持した国民の信頼を裏切るものだと抗議し、同党に離党届を提出した(ココ)。民主党はこの離党届をどう処理するのか。
民主党が先の総選挙で掲げた公約は、子供手当て、農業所得補償、高速道路無料化などは人気取りに過ぎず、愚劣極まるもので実行出来る筈のないもの或いはしてはならないもので、撤回するのは当然だが、民主党としては公約違反で有権者を騙したことになる。このような事態に陥ったのは、マニフェストを作成する段階で、十分な検討を怠ったためだろう。公党にあるまじき杜撰さである。
野田首相は苦渋の決断だったと記者団に述べたそうだが、マニフェストを覆す決定を幾つもせざるを得ない破目に立ち至ったことに責任を感じないのだろうか。国民との約束を数多く破って平気でいる神経を理解できない。まともな人間なら責任を取って身を引くだろう。
民主党は総辞職して出直すべし。