潘国連事務総長、軍事パレードで“戦争容疑者”と共に参観

宗主国の中国に懸命におべっかをつかっているのに、中国の潘基文に対する扱いはにべもないものだったらしい(ココ)。少々長くなるが一部引用する。

だが、そんな潘氏に与えられた天安門楼上の位置は習氏の右側5番目。カザフスタンウズベキスタン両大統領よりも端だった。
バツの悪いことに、参観者の中には、スーダン西部ダルフールでの大量虐殺に関連し、国際刑事裁判所(ICC)が「人道に対する犯罪及び戦争犯罪」の容疑で逮捕状を出している、同国のバシル大統領もいた。
潘氏は何と、国連加盟国に対し、バシル氏の逮捕状執行に向けた手続きを取るように要請した張本人なのだ。中国はICC非加盟ながら、国連の常任理事国である。
ところが、習氏は、バシル氏を「中国人民の古くからの友人だ」として大歓迎した。国連事務総長の要請を、本人の目前で黙殺したのだ。国連トップの権威は、「歴代最悪」といわれる潘氏によって、さらに、ないがしろにされた。

本来なら潘基文国連事務総長として、中国にバシルの逮捕状執行を要請すべきである。だが実際には中国を持ち上げるような発言をしている。これで公平公正だとは到底言えるものではない。
潘基文よ、恥を知れと言いたいが無理だろうな。