呆れてものが言えぬ自民党規約

自民党都知事選挙における党紀の保持について出した文書に、「各級議員(親族等含む)が、非推薦の候補を応援した場合は、党則並びに都連規約、賞罰規定に基づき、除名等の処分の対象となります」と書いてあると言う。この文言を厳密に適用すると、石原伸晃自民党都連会長が除名処分になってしまう(ココ)。
そもそも親兄弟であっても思想信条が異なることは珍しいことではない。それを親族まで縛ろうとするこの規約には呆れる。都知事選に対する自民党の姿勢は全くなっていない。野党統一候補の鳥越が想像以上の阿呆振りなので助かっているが、さもなければ野党に完敗する状況の筈だった。矢張り橋下徹氏を引っ張って来ないと駄目のようだ。