台風15号による高圧線鉄塔やゴルフ場の鉄柱倒壊について思うこと

 台風15号は甚大な被害を齎した。高圧線の鉄塔が2基倒壊し、今なお40万戸だか50万戸が停電したままである。またゴルフ場の鉄柱が倒壊し、家屋を破壊し重傷者を出している。

 高圧線の鉄塔倒壊は東日本大震災でも起きていて、原発へ電力を供給できなくなり、台風15号による鉄塔倒壊は数十万戸の停電を引き起こした。鉄塔の基礎をもっと地中深く迄埋め込んでおけば倒壊を防げるのではないいかと思うが、素人考えだろうか。

 ゴルフ場の鉄柱倒壊は、ネットを降ろしておけば防げたのではないのか。更に鉄柱が絶対外側に倒れないように、鉄柱の外側に斜めに支柱を設けてつっかえ棒としておけば、外側への倒壊は防止できた筈である。

 いずれも一寸の配慮が不足していたように思われてならない。関係者の一考を望みたい。