フェデラーとナダルの壮絶な試合

 ウインブルドンフェデラーナダルが11年振りに対戦した。今シーズンは両者共好調で、凄まじい技の応酬を観せて呉れた。今までに見た中でこれが最高の一戦と言って良い。互いにライン一杯にギリギリ決まるラリーの応酬。それが一寸でも甘くなるとサイドラインを切るような一撃、これで決まったと思われても足を飛ばして打球に追いつき、走りながら相手コートのぎりぎりの所に決め返す。この凄まじい技を互いに繰り出し、手に汗握る試合展開となった。

 第一セットは両者共一歩も譲らず、タイブレイクの末フェデラーが取った。第二セットに入るとナダルがギアを一段とアップし、初めてブレイクすると、そのままフェデラーを圧倒し、このセットを奪った。このセットでフェデラーは1ゲームをブレイクされた後、敢えて対抗するのを止め、体力の消耗を避けたように感じたが違うだろうか。

 第三セットに入るとフェデラーは態勢を立て直し、拮抗したゲーム展開が続いたが、ほんの僅かフェデラーの調子が上回り、1ゲームをブレイクし、セットを奪った。その調子が次のセットも続き、フェデラーが1ゲームをブレイクしてこのセットを取り、フェデラーの勝利となったが、ナダルもエースを何回も打ち返して最後まで食らい付き、ジュースを何回も打ち返して食い下がった。

 セット・カウントは3-1だが、試合内容は最高の技の応酬が続き、稀に見る凄まじい試合で、とても37歳と33歳の選手の試合とは思えぬ内容だった。放送時間は深夜だったが、離れることが出来ず、最後まで見てしまった。

韓国は言うこと為すこと支離滅裂

 韓国は何を騒ぐのか。日本は韓国をホワイト国から除き、韓国への輸出を包括的な許可制から個別審査に変えると言ってるだけで、輸出を禁じるとは言っていない。それなのに韓国はアメリカ迄出掛けて、このままでは世界経済に悪影響が出ると騒いでいる。韓国は個別審査に通る自信が無いのか。何か身に覚えがあるのか。

 その一方で日本製品不買運動を始めた。と言うことは、日本製の弗化水素もレジストも弗化ポリイミドも買わないと言うことだろう。それなら何も騒ぐ必要は無い筈だ。一方で不買、その一方で寄越せでは筋が通らない。不買を徹底したら良いではないか。そして日本の銀行に信用状を発行して貰うのも止めるべきだ。

 兎に角筋の通った、一貫した行動を期待したい。

ラピーノのPKで相手キーパーは何故一歩も動けなかったのか?

 去る7日に女子サッカーのW杯決勝が、アメリカとオランダの間で行われた。結果はアメリカが2-0で勝利し優勝したが、最初の得点は後半13分にベテランFWメガン・ラピーノがゴール右側に蹴り込んだPKによるものだった。

 この試合前半にオランダのゴールキーパーは再三に渡ってファイン・セーブを繰り返し、見事なプレイを見せていた。そのキーパーがラピーノのキックに際しては一歩も動けず、易々とゴールを許してしまった。ラピーノのキックは強烈と言うほどのものではなく、コースもキーパーとゴールポストとの中間辺り。それ程厳しいコースではなかった。それにも拘わらずキーパーは全然動けず、しゃがみ込んでしまった。

 これは想像だが、ラピーノの動作がフェイントとなり、キーパーが体重を右に掛けた瞬間、球は左に来て、所謂逆モーションになってしまったのだろう。逆モーションになったら全然動けない。どちらも上手い選手なので、キーパーはラピーノの微妙な動きを読み取り、右と判断したがラピーノはそれがフェイトで逆のコースに蹴り込んだのではなかろうか。

 このように考えないとあの時のプレイは説明が出来ない。両者共に上手い選手だからこそのプレイだったのではなかろうか。機会があったら誰か確かめて貰えると嬉しいのだが。

 お二人に栄光あれ。

文在寅政権になって以後HFの輸入量が凄く増えたのは何故?

 文在寅政権になってから弗化水素(HF)の輸入量が滅茶苦茶増えている。その増え方は半導体装置生産量の増え方を遥かに上回る。韓国は輸入したHFを何に使ったのか。

 一方、北朝鮮とイランは6弗化ウラン抽出に必要なHFをどこから入手したのか。匂うねえ。

 所でこの騒動についてアメリカがうんともすんとも言わないのは何故?日本とアメリカの間では完全に話が出来ていると言うことか。だとすると韓国は浮かび様が無い。どうするの、韓国さん。更に北朝鮮の核製造を妨げる手段の一翼を担っていたりするのかも。つまりとんでもない所に繋がっている可能性があるのではなかろうか。

マスコミも野党も正確な事実認識が肝要

 マスコミも野党も事実認識が余りにも出鱈目過ぎる。時事ドットコムに「安倍首相、韓国に「不適切事案」=輸出規制、正当性を主張」と題する記事があった。首相は本当に輸出規制の正当性を主張したのか。違うだろう。韓国に不適切な事案が有ったため輸出管理を強化する必要が有り、韓国をホワイト国のリストから除き、優遇措置を廃止して韓国も他の多くの国と同様の手続きを踏んで貰うことにしたと言う意味の説明をしたのであろう。それの証拠に記事本文の中では輸出管理と言う言葉はあるが、輸出規制は書いていない。それなのに記事のタイトルでは輸出規制としている。記者が意味を正しく把握出来ずに間違えたのか、タイトルを故意に捻じ曲げたのか。いずれにしても正確に報じなければいけない。

 野党はどいつもこいつもホワイト国からはずすことを即輸出規制と勘違いか、故意に捻じ曲げているのか知らないが、全部ピント外れである。韓国も中国などと同じ手続きを踏んで貰うだけのこと。それが規制と言うなら我が国は中国にも輸出規制していることになる。更にEUその他の国は韓国をホワイト国に入れている所は無い。マスコミや野党はこの事実を何と見るのか。韓国に対し輸出規制していると喚かないのか。優遇措置を止めると言うことが輸出規制と騒ぐ連中の馬鹿さ加減にうんざりする。もうちょっとまともになって欲しい。

ホワイト国リストから外すとは優遇措置を廃止するだけのこと

 韓国をホワイト国リストから外すとの日本政府の発表を受け、韓国では大騒ぎになっているらしい。韓国では大法院判決に対する報復と見ているようだが、勘違いも甚だしい。今回の措置は韓国が友好国とは見做せないのでホワイト国のリストから外し、優遇措置を止めると言うだけのこと。アジアでは韓国だけがリストに入っていたが、今回の措置で他の国々と同じになっただけのこと。禁輸措置ではなく、他の国々と同じ手続きを踏んで貰うと言うことで、他の国々より条件が悪くなる訳では無い。報復はこれから行われるとであり、その時は手続きが面倒になる程度の話では済まないと知るべきである。

 韓国はWTOに提訴すると言っているらしいが、認識が狂っている。今回の措置は国際連合安全保障理事会決議1540に基づく義務を果たすだけのことと思うが違うか。友好国と見做せない行為を繰り返したのは韓国自身。ホワイト国リストから外されたのは自業自得と言うべきである。

韓国をホワイト国のリストから外す

 韓国をホワイト国のリストから外すことに決定したらしい。韓国は友好国ではなく、レッド・チームかブラック国である。韓国はWTOに提訴すると言っているらしいが、北朝鮮に戦略物資を横流しする国に無条件で輸出するわけに行かないのは当たり前のこと。次は信用状の発行を止めることにしよう。これもWTOに提訴するか、韓国さん。