マスコミも野党も正確な事実認識が肝要

 マスコミも野党も事実認識が余りにも出鱈目過ぎる。時事ドットコムに「安倍首相、韓国に「不適切事案」=輸出規制、正当性を主張」と題する記事があった。首相は本当に輸出規制の正当性を主張したのか。違うだろう。韓国に不適切な事案が有ったため輸出管理を強化する必要が有り、韓国をホワイト国のリストから除き、優遇措置を廃止して韓国も他の多くの国と同様の手続きを踏んで貰うことにしたと言う意味の説明をしたのであろう。それの証拠に記事本文の中では輸出管理と言う言葉はあるが、輸出規制は書いていない。それなのに記事のタイトルでは輸出規制としている。記者が意味を正しく把握出来ずに間違えたのか、タイトルを故意に捻じ曲げたのか。いずれにしても正確に報じなければいけない。

 野党はどいつもこいつもホワイト国からはずすことを即輸出規制と勘違いか、故意に捻じ曲げているのか知らないが、全部ピント外れである。韓国も中国などと同じ手続きを踏んで貰うだけのこと。それが規制と言うなら我が国は中国にも輸出規制していることになる。更にEUその他の国は韓国をホワイト国に入れている所は無い。マスコミや野党はこの事実を何と見るのか。韓国に対し輸出規制していると喚かないのか。優遇措置を止めると言うことが輸出規制と騒ぐ連中の馬鹿さ加減にうんざりする。もうちょっとまともになって欲しい。