JR西日本の体質

JR西日本の体質は救い難いものがあるようだ。JR東日本と相当な差がついたのではないか。国鉄からJRに移行してから何年経つか。その間、日々の活動の些細な差が蓄積されて、気が付いたら大きな差となっていた事例。
事故列車に乗っていた乗務員から連絡を受けた上司が、救助活動に従事するよう指示せず、勤務地に向かうよう指示したり、当日ボーリング大会を開いたりする無神経さには呆れる。こんな非常事態の時こそ社長や会長は、即座に適切な指示を全社に発すべきであり、陣頭指揮も必要である。この点で社長も会長も義経に遥か及ばない。JR西日本の現在の体質は、非常事態に際して適切な指示を出せない現ヘッドにより醸成されたものであろう。彼らの責任は重い。即刻交代すべきである。

愛媛新聞の報道姿勢に疑問

つい最近のことだが、5月1日の愛媛新聞の社説「国共トップ会談 中台和解へ大きな一歩にしたい」に対して、厳しい批判が出ていた。当然の批判であったが、今日は『「銃後」「御真影」知らず 大学生、沖縄戦の日も』と題して、6月23日を「沖縄戦終結」、9月18日を「柳条湖事件」、12月8日を「太平洋戦争勃発」と正しく記憶している割合も低下しており、特に加害の歴史については理解不足が目立ったとし、歴史を正しく知らなければ、本当の意味の友好関係を築くことはできない報じている。
一見尤もな主張である。だがそれならこの記者は7月29日は何の日か知っているのだろうか。通州事件の日である。一方に偏った歴史認識は百害あって一利無し。外国の手先みたいな報道はお断りである。