NHK某氏との会談に当って

marugenさんと遊行笑人さんがえらく気張っているが、NHK及び作者の歴史の視点がずれ、且つ人間理解が出来ていない現状では、シナリオ改訂はとても無理だろう。
そもそも 大河ドラマ義経」は義経の人間形成に迫るでなく、歴史の視点もいい加減だと、「義経大辞典」なるサイトで厳しく批判されている。そのように批判されるのも作者または脚本家の力量不足を物語るもので、説明したから即改善されるものではない。平家物語吾妻鏡双方とも屋島合戦の記述には空白部分があり、幾つも疑問が生じるが、その記述の空白を埋めてこそ屋島合戦の実態が浮かび上がることを示し、NHKの見識を問う態度で臨む積り。
それをNHKがどのように扱うかにより、NHKの見識と歴史に対する理解力が明らかになる。その結果によっては厳しい批判を加えることになるだろう。