日の丸の歴史的背景

壇ノ浦合戦で源氏が掲げた旗は白地に赤の現在の日の丸、一方の平家が掲げていたのは、赤字に白の日の丸で、もし平家が勝っていれば、日本の旗は赤字に白の日の丸になっていたかもしれないと言う話を読んだ。本当かどうかは知らないが、面白い。
後の武将たちも日の丸を使ったそうで、例えば長篠の合戦では信長も家康も、対する武田側もまた日の丸を掲げていたそうだ。さらに、外国に対するときも日本人は日の丸を掲げて行うという常識があり、高田屋嘉兵衛は外国と交渉する場合には、徳川の旗ではなく日の丸の旗を掲げ、米国からペリーがやって来たときも、日の丸は日本側の総船印として掲げられ、結果として幕府が日の丸を日本の旗として定めたのたとのこと。
このような歴史的背景があるとすると、日の丸は日本の文化のなかから、ごく自然に生まれ育ったと言えよう。