樽味高木遺跡現地説明会

少し早めに行き、説明会が始まる前に出土遺物をざっと見る。遺物の中に備前の土器が混じっており、調査員が土も形式も松山のものとは異なることを現物を示しながら説明して呉れた。多分備前から移入されたものだろうとのことであった。
遺構は狭い区域に弥生時代から古墳時代まで継続しており、余程住みやすい場所だったのだろう。現在の道路からでも1〜2m高く、久米官衙遺跡群と同様に台地風の場所だったと思われえる。
説明会が終わってから松山市教委文化財保護課課長としばらく話し込む。樽味遺跡も一部でも良いから見学出来るようのこすべきではないかと質したが、勿論返答できるはずも無いので、適当に切り上げる。