パ・リーグは優勝チームと日本シリーズ代表を別けるべし

去る10月17日に「ホークスの一寸したミスで流れはマリーンズに」の中で、

これでマリーンズが日本シリーズへ進み、ホークスは2年連続してリーグ戦を一位で通過しながら優勝を逃がした。これではリーグ戦は一体何なのかと疑問を感じる。パ・リーグのプレイオフ制度の有り方を再検討すべきではないか。

と書いた。今日の愛媛新聞投書欄に「リーグ戦に優勝と日本シリーズ代表とを別けるべきだ」と言う意見があった。全くその通りで、公式戦一位のチームを優勝、プレイオフ一位のチームを日本シリーズ代表とするのが筋だろう。
公式戦は長期にわたるが、プレイオフは短期決戦であって、性格も違い、勝ち抜くために必要なチーム構成も違う。公式戦でトップの成績を残したチームの長期にわたる努力や栄光が、その後の短期戦の結果で泡と消えるのは不合理であり、気の毒でもある。このような制度を続けたら、長期にわたる公式戦でトップを取ることに全力を挙げるより、プレイオフ出場権が取れれば良いとする意識が蔓延するのではないか。公式戦の優勝は矢張りトップのチームとして、その栄光を讃えるべきである。パ・リーグは至急再検討して、昨年度・今年度ともソフトバンク・ホークスを優勝チームと宣言すべきであろう。