「世界」をこの手で切り取る生活技芸《中国の民間剪紙芸術》

中国の「民間剪紙芸術」の先駆的研究者靳之林氏ご一家が今日から暫く東京の我が家に滞在なさる。今回言叢社のSさんからお話があって初めて中国の民間剪紙芸術を知った。人類は、対象を身近に引き寄せる「手」とその延長からなる文化を開発して来たが、「剪紙」という「切ること」による「手の文化」もその一つと言う。難しいことは判らないが、素晴らしいものであることは確かだ。Sさんは靳之林氏をお招きして和光大学を始めとし、東京・横浜と関西で講演会や展示・実演会を開催なさるが、この意欲的な企画が成功することを祈りたい。
ユーラシアの「生命の樹」装飾文化を「中国民間剪紙芸術」から読み解く―講演およびパフォーマンス―(於和光大学)
表現学部イメージ文化学科主催公開講座:ユーラシアの「生命の樹」装飾文化を「中国民間剪紙芸術」から読み解く ―講演およびパフォーマンス―