蘇我入鹿の邸宅跡と見られる7世紀の建物跡や焼け土出土

13日のSankei Webその他で、大化改新(645年)で滅ぼされた飛鳥時代の大豪族、蘇我蝦夷(そがのえみし)と入鹿(いるか)親子の邸宅があったとされる奈良県明日香村の甘樫丘(あまかしのおか)の東南ふもとで、7世紀の建物跡や塀跡、焼けた土などが見つかり、奈良文化財研究所が13日発表したことが報じられた。蝦夷の邸は山の上、入鹿の邸は麓と伝えられているので、今回発見されたのは入鹿の邸跡と見られるとのこと。発見された建物跡はいずれも規模が小さいので、正殿など中心的な建物ではなく付属施設だったらしい。来年度以降に調査が継続されるそうなので、詳細が判明することを期待したい。