稀勢の里強烈な出足で琴光喜を圧倒

稀勢の里が物凄い出足で一気に琴光喜を土俵際まで後退させ、そのまま寄り切った。琴欧州戦に続いて二度目。どうやら先場所から相撲を掴みかけていると見た。まだ十分な星は上がっていないが、こもまま伸びて行けば間違いなく大関・横綱になるだろう。
朝青龍は立った瞬間に下から掬うようにもろ差しを果たし、万全の態勢。常に自分は完璧な態勢になりながら、相手には相撲を取れる態勢を作らせない。千代の富士も自分十分相手不十分の態勢になり、不十分ながらも相手に相撲を取らせ、相手が動いた瞬間に相手の動きを利用して技を出して勝負を決めていた。所が朝青龍は相手に全く相撲を取らせないのだから恐れ入る。今までにないタイプではないか。