前原発言について

前原代表が「外交・安全保障が政権交代で大きく軸がぶれたら、国民は不安でしょうがない。昔の社会党みたいに『自衛隊憲法違反』や『日米安保は即刻破棄』という野党第1党なら、恐ろしくて政権交代を起こす状況にはならない」と述べたのは、野党には珍しいは勇気有る発言で、正論である。(ここ
しかし、昨日のライブドア問題で堀江社長を前回の選挙で応援したことで自民党に道義的責任があり、その点を追求するとの発言は頂けない。それは本件を政争の具にすることを第一に考えるべきでなく、折角上昇気配を見せている経済への悪影響を最小限に抑えることが急務と思うからである。本件の本質を弁えずに道義的責任と叫ぶなら、拉致実行犯の辛光洙釈放運動をした菅や江田を抱える民主党の浄化を先にやれと言いたい。この件の責任に頬かむりして他の道義的責任を追及すると言う言葉は空しいし、身勝手である。前原代表の見解を質したい。