ＮＨＫ無能説

荒川静香のウィニングラン（ウィニングスケートと言うべきか）を映さなかったのは、ＮＨＫが偏向しているためとの説が強いが、ＮＨＫ無能説もある。それは、ＮＨＫは国際映像を表彰式まで契約しており、その後はレピート映像を流すよう準備していて、その予定通り流したに過ぎないと言う見解である。この見方は、ＮＨＫがお役所仕事で無責任体質であり、事前に決められていたタイムテーブル通りに進めることしか念頭に無く（なにしろ開会式でもパバロッティの歌をカットしたＮＨＫである）、またディレクターが無能でウィニングランの価値を理解できなかったとの不信感に基づく。つまりＮＨＫ職員は無能で怠惰だったと見ているのである。
これが当たっているように思う。荒川はウィニングランの途中で観客席から差し出された日の丸を受け取ったらしいので、日の丸を手にしたウィニングランは全くの予定外の出来事で、ＮＨＫはそこまで想定出来ず、あれよあれよと後手に廻ってしまい、対応出来なかったのだろう。だが、荒川はＳＰは３位ながら微差だったのだから、優勝した場合の準備をしておくべきであり、それを怠ったのは無能で怠惰と言われても仕方無い。この件も危機管理が出来ていない表れである。更にウィニングランを総集編にも入れなかったのでは、もう弁解の余地はない。感性に欠け、価値の判断もできないお役所仕事かつ無責任体質を如実に示している。
ＮＨＫはどう収拾するか、見ものである。
【関連サイト】
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