愛媛新聞の社説批判

愛媛新聞は今日の社説で『経済同友会の提言 「靖国参拝反対」に耳を傾けよ』と題し、小泉批判を掲げている。

財界ではこのところ、靖国問題をめぐり日中関係の先行きを憂慮する声が広がっていただけに、こうした提言が出てきたのも当然だろう。主要な経済団体で初めて真っ向から首相に中止を求めたことを評価したい。
これに対する小泉純一郎首相の発言はいただけない。「財界の人から、商売のことを考え(参拝に)行ってくれるなとの声もたくさんあるが、それと政治は別だとはっきりお断りしている」―。応援団ともいうべき財界からの「諫言(かんげん)」なのに、聞く耳を持たない首相の姿勢にはいつもながらあきれる。

自民党若手議員のグループは10日、『経済同友会の提言を批判する声明』を採択したが、その中で経済同友会の提言は「経済的利益の追求に偏し、国家存立の基盤である精神文化の尊厳を見失ったものと言わざるを得ない」と指摘。まさにその通り。
社説は「財界からの「諫言(かんげん)」なのに、聞く耳を持たない首相の姿勢にはいつもながらあきれる。」と言うが、靖国を中・韓がとやかく言うのは内政干渉であることや、、靖国参拝をやめても問題は解決するものでないことに目をそむける硬直姿勢、真実を見ようとしない色眼鏡には呆れる。聞く耳を持たないのは自分達ではないか。