石播、イタリアで世界最長のつり橋を受注

石川島播磨重工業がイタリア本土とシチリア島を結ぶ世界最長のつり橋「メッシーナ海峡大橋」を受注したと発表した。主塔間の長さが3300メートルで、明石海峡大橋(同1991メートル)を超え世界最長となる。主塔の高さも373メートルで世界一。これも一つの大きなニュースだろう。
橋梁メーカーは佐田岬と国東半島を結ぶ橋を造りたがっていたが、その目的は収益の問題もあるが、それ以上に大きいのは技術の維持なのだそうだ。国内にはこれ以上長大な橋を必要とする場所はない。海外で真に必要とする所に造るなら、その地域の利益にもなり、技術の維持発展にも繋がり、一石二鳥だろう。