滋賀県でも談合の疑い

滋賀県発注の道路改修工事で、県内の三社が千円単位までまったく同じ金額で入札。県は非公表の基準価格が漏れ、談合が行われた可能性があるとして調査していると言う(ココ)。福島、和歌山、宮崎県に続いて滋賀県よお前もかと、芝居の台詞みたいな話では済まず、現実は談合をしていない所は皆無ではないのかと思う。談合が始めて摘発されてから既に長い年月が経過しているのに、未だに無くならないのは、政・官と業界に跨る利権構造の根強さを物語る。小泉前首相が利権構造撲滅の端緒を開いたが、長い宿弊であるだけに改革の道程は容易ではない。安倍内閣は勿論、検察も褌を締め直して、宿弊の撲滅に取り組んで欲しい。