坂村真民さん逝く

愛媛新聞Onlineは「念ずれば花ひらく」の詩人坂村真民さん死去を伝えている(ココ)。

「念ずれば花ひらく」、「二度とない人生だから」など数々の作品で知られる伊予郡砥部町在住の詩人、坂村真民(さかむら・しんみん、本名昴=たかし)氏が11日、老衰のため砥部町の病院で死去していたことが、14日分かった。97歳。熊本県出身。葬儀・告別式は故人の遺志で行わない。
1946年、西予市三瓶町の山下第二高等女学校(現・三瓶高校)に赴任。教師として県内の高校に勤める傍ら、詩集や随筆集などを発表してきた。67年、宇和島東高校で定年退職して新田高校の講師となり、砥部町に居を定めた。
分かりやすい言葉で人生の喜びや未来への希望を歌い上げた詩は、多くの人々を勇気付け、中学、高校の教科書などにも採用された。
89年県教育文化賞、99年県功労賞。2003年に熊本県近代文化功労者

ご冥福を祈る。