戸井田とおる衆院議員の尽力で戦争裁判関係資料公開へ

国立公文書館が平成11年度に法務省から移管された戦争裁判関係資料約6000冊のうち、これまで非公開にしてきた裁判未提出資料約2500冊分について、順次公開していくことを決めたという(ココ)。
この記事によると、それらは私的メモ、日記、手記などが含まれるため、公文書館側が「ときの首相にも閲覧させない」としてきたものだそうだ。驚いたのは、公開するかしないかは、国立公文書館の一部役職達が作成した「利用基準」によって決定されていたと言う馬鹿げた事実で、これではその「利用基準」によって国家の歴史がコントロールされる状況にあったとの戸井田議員の指摘は正しい。同議員は更に、今後、始まる日中歴史検証において、同裁判の根本資料が、同館職員のイデオロギーを通してしか検証できないことに変わりないと追求している。
同記事では最後に、今回の戸井田氏の動きがすぐ実を結んだのも、安倍政権だからこそだと思うと結んでいるが、これもその通りだろう。このような馬鹿げたことはほかにもあるのではなかろうか。この際、徹底的に洗い出して正常な姿に改めて欲しいもの。戸井田議員、頑張れ。