湯築城外堀の広がり

湯築城北口横の便所の前に、外堀と土塁の境界線を示す黒いタイルと説明図が設置されていると、喫茶室に投稿があった。直ぐに飛んで行って確かめる。最初の写真がその説明図で、トレンチ調査で境界を突き止めたことが記されている。真ん中の写真は、その説明版と境界位置を示す黒いタイルで、北側便所の直ぐ前に設置されている。最後の写真は黒いタイルから北側を写したもので、外堀の巾を控えめに見て20mと仮定すると、車道は2車線道路なので、外堀の外周は車道を越え、向こう側の歩道の向こう端に達すると、この写真から推測できるだろう。歩測で測って見ても、大体その見当になる。
この道は今治に向かう317号線であるが、上述したように堀を埋めて造られたと見て良く、事実明治38年の地図には描かれていないので、これが開通したのはごく近年であることは間違いない。

湯築城の外堀と土塁の境界説明図
 湯築城の外堀と土塁の境界説明図 posted by (C)imajou
 
説明図と境界を示す黒いタイル
 説明図と境界を示す黒いタイル posted by (C)imajou
 
外堀の広がりを推測すると
 外堀の広がりを推測すると posted by (C)imajou