愛知県の立て篭もり事件における県警の対応

愛知県警の対応の甘っちょろさに呆れる。木本巡査部長を撃った時点で、犯人の人権に対する配慮はお終いとして良く、佐々氏が指摘した通り、装甲車を繰り出してでも負傷した警官を速やかに救出し、犯人は催涙弾などを使ってでも直ちに取り押さえるべきで、銃撃戦となって射殺することになっても止むを得ない。そうしていれば林一歩警部が命を落とすことは無かった。警察側の犯人に対する言葉遣いもどうかと思う。何様に物を言っているのかと言いたくなる。
今の法律は犯罪者の人権を守ることに重点を置き過ぎ、被害者や警察官の人権を軽んじ過ぎている。逮捕の容疑を殺人未遂としたのも合点がいかない。林一歩警部を殺したのだから殺人であることは明白である。警察は後日殺人容疑で再逮捕するつもりだろうとの推測も聞くが、一般人に判るよう単純明快に対処すべきではないか。今回の愛知県警の行動はすっきりしない。