ロッテが四国ILを買収か

面白いニュースが飛び込んで来た。ロッテが四国IL(アイランド・リーグ)の一チームを買収し、選手の育成に利用することを検討しているらしい(ココ)。四国ILが出来た時から、全国を12の地域に分け、プロの各チームがそれぞれ一つの地域で同じようなリーグを運営し、裾野の拡大を図れば良いのにと思っていた。そのリーグの扱い方は大きく分けて2つ有るだろう。一つはアメリカの独立リーグの形態、もう一つはマイナーリーグの三軍とすることである。今回ロッテの構想はリーグ全体でなく、リーグの4チームのうちの一つを買収しようというものらしいが、それでは四国ILの地域密着と言う理念から見て、少々問題がありそうだ。これに関してNPBは選手獲得の抜け道になるなど、妙な心配をしているらしいが、規制するより、上手く伸ばすことを考えるべきである。四国ILはドラフトに洩れた選手達が、今一度プロから指名されるよう希望を持って腕を磨く場である。給料は月12万だか14万と安い。だが希望があるから皆頑張っている。既に4人プロに行った。現在のドラフト指名選手の契約方法をアメリカのように、一軍契約、二軍契約、三軍契約と区分することも含めて検討し直し、四国ILで頑張っている選手達の期待を膨らませるよう考えるばきだと思う。