朝青龍モンゴルに帰国

相撲協会解離性障害治療のため朝青龍の帰国を承認し、朝青龍は今日帰国した。TV映像で見る限り、そんな病気とは思えず、帰国を認めるためその病名で押し通したのではないかと勘繰りたくなる。つまり初めから筋書きが出来ていたのではないかと言う疑問である。ほかにも疑問は幾つか有るが、少なくとも協会と朝青龍との間を仲介している人物が存在し、朝青龍はその人物の指示通りに動いたように見える。
今回の件に関するマスコミ報道は、一番の問題点を全然報じないのは何故か。肘と腰の故障を理由に協会の公式行事を欠場しながら、協会にも親方にも無断で帰国したことが一番の問題である。たとえそれが治療のためであっても、無責任極まりない。この点を指摘しないのは、マスコミも問題の本質を判っていないのではないのか。それともわざと触れずに居るのだろうか。今日の帰国に当ってそれらの問題に関する何の釈明もなかった。この先どう展開するのか。
すっきりしない原因を解明する鍵は朝青龍が日本人でなかったことにありそうだ。日本人横綱なら当然引退勧告であったろう。この点に協会は悩んだような気がする。その視点に立つと一つの筋書きが浮かんで来るが、今は今後の推移に注目しよう。