コウノトリの郷公園

２２日に義母の法事を済ませた後、豊岡市の「コウノトリの郷公園」に行った。飛ぶ姿を見ることは出来なかったが、コウノトリを自然に返すための地域ぐるみの努力が良く判り、行った甲斐があった。公園の周辺地域では、相当に広い範囲で一切農薬を使わないためと思うが、蜻蛉が凄く沢山飛んでいたのが印象に残る。野生に戻されたコウノトリが、遠く愛媛の南部まで飛んできた形跡があるとのこと。だが遠くまで飛んで行っても、必ず戻ってくるらしい。余程この郷の居心地が良いのだろう。そのうち全国で見られるようになるのだろうか。写した写真の中から４枚をお見せする。１番目の写真は既に自然に戻ったコウノトリ。高い柱の上に設けられた巣作りのための棚に立っている。右足中ほどのしみのような影は蜻蛉。他の三枚はケージの中の鳥。二番目はいきなり羽ばたきを始めたので、慌ててシャッタを切ったが、足先が切れてしまった。三番目はケージの中の水路で魚を狙っているところ。ケージと言っても柵で囲っているだけで、天井は無い。ケージは中には写真に見られるような水路を設けるなど、自然に近い状態を作ってある。そこで自分で餌を取ることを覚えさせ、野生に戻るため自力で生きて行く訓練をしている。四番目はほぼ一列に並んだコウノトリ達。普段は思い思いに行動しているコウノトリが、たまたま一列に並んでしまった。珍しい光景と思い、一枚撮影。この後またばらばらになった。

コウノトリｰ1 posted by (C)imajou>

コウノトリｰ2 posted by (C)imajou

コウノトリｰ3 posted by (C)imajou

一列に並んだコウノトリ posted by (C)imajou