空自機での支援物資輸送を中国が要請

中国は切羽詰っているのだろう。以前なら考えられないことを要請して来た(ココ)。四川大地震は二つの断層が連動し、断層が300kmにわたって地表に露出し、ずれを確認したと言う(ココ)。そのため被害も広範囲にわたり、被災者は4500万人に及び、建物の倒壊や地震湖形成などばかりでなく、四川省はもとより、隣接する陝西省世界遺産その他の文化財多数が損傷を受けている(ココ及びココ)。
これでは手が回りかねるのは無理も無い。出来るだけの人道援助をすべきである。
だが呆れたことに、社民党の福島党首は自衛隊機が中国まで行くのは反対だと言ったらしい。被災者の救援よりも自衛隊を白眼視するのは、神戸の大震災からの伝統。まさに捨民党の字が相応しい。一方、スーダンはインフラ整備技術が高い自衛隊の派遣を要請したと言う。捨民党にはそういう声は耳にはいらないのだろう。