呆れた北の湖理事長の判断

北の湖理事長は一体何を見ているのか。朝青龍のダメ押しを流れの中のことと容認したのは、物事の是非の判らぬ人間と言わざるを得ない。朝青龍のダメ押しは勝負がついた後のこと、流れの中とはとても言えない。はっきり言えば朝青龍の悪癖である。ダメ押しを容認したら、場合によっては大怪我を招く惧れもある。横審が反発したそうだが、当然のこと(ココ)。土俵上で睨み合った両者注意となったが、これもピント外れである。本来ならダメ押しした朝青龍を厳重注意すべきである。今回の北の湖理事長の処置は、ダメ押しを容認したことになり、将来に禍根を残す。北の湖理事長にレッドカードを出すべきかも知れない。
【追記】
今TVの番組でこの件を取り上げていて、その中でヤクミツル氏が、「朝青龍はこれが初犯ではなく、今度やったらアウトにされかねない状況だった」と語り、責任の度合いは朝青龍が75%、白鵬が25%と述べていた。その通り。朝青龍は常習犯であって、協会はあの一番の後、直ぐに厳重注意すべきだったのにそれをやらず、いつもながらの手際の悪さ。横審の反発が無かったら相撲協会は非難の矢面に立たされるところだった。