大分県教職員採用試験汚職摘発の発端

内部告発だろうと推測していたが、実際は思いもしないことだったらしい。市内を巡回していた警官が或る金券ショップに立ち寄った時、大量の金券を目にして、誰が持ち込んだのかと尋ねたのが発端だったと言う。小さな異常を見逃さなかったこの警官の大変な手柄である。
だがこれは大分県だけではなく、全都道府県で起きていると見て徹底的に調査しなければならない。更に、上手く立ち回ろうとする輩が後を絶たないからには、教育界以外のあらゆる分野についても洗い直す必要がある。そのためには、一人一人が身の回りで見聞する様々な事柄の中で、小さな異常を見逃さないことが大切である。