戦車強奪のソマリア沖海賊に米ロ欧が“共同戦線”

ソマリア沖で旧ソ連製戦車三十三台を積んだウクライナの貨物船が海賊に乗っ取られた事件で、米ロ海軍が駆逐艦などを現場海域に展開する事態に発展し、EUも海軍艦船を派遣する方針で、国際海運の脅威となっている同海域の海賊に対し“共同戦線”が張られつつある(ココ)。一方日本は、日本の客船「飛鳥Ⅱ」「にっぽん丸」がこの危険海域を通るに際し、米英海軍に支援を要請し、無事に通過出来たと言う。
他国に守って貰うからには、日本は何らかの対価を払わねばならないのは当然であろう。民主党小沢党首よ、それでもインド洋における給油活動を止めろと言うのか。社民党福島党首よ、憲法第九条があるから日本の客船は大丈夫と言うのか。ソマリア沖海賊にどう対処すべきか、両党の見解を聞いたことが無い。是非とも両党首の見解を聞きたいものだ。