修復腎移植に関する処分手続き中断

病気腎移植で宇和島徳洲会病院と市立宇和島病院と執刀医の万波誠医師らに対する行政処分に向けた厚生労働省と愛媛社会保険事務局の手続きが二月から中断した状態が続いている(ココ)。与野党の国会議員でつくる議連「修復腎移植を考える超党派の会」が「病気腎移植容認」「処分不要」の見解を同省に提出し、聴聞の予定は厚労省の意向で急きょ日程が流れ、今に至るも再開の予定が立っていないらしい。
そもそも修復腎移植は患者が皆感謝していることや、海外でも評価が高いことを考えれば、これを不当とする役人の紋切り型の判断こそが問題であろう。組織変更などで処分手続きが遅れているとしてずるずる日延べの状態らしいが、役人どもは自分らに利あらずと見て、そのような口実でうやむやにしようとしているのではないのか。そんなずるいやり方でなく、厚労省はこの際きちんと処分方針を撤回すべきである。