年越し派遣村の実態を田中康夫が暴露

日比谷公園に設けられた年越し派遣村にうさんくささを感じていたが、図らずも田中康夫氏が実態を暴露した(ココ)。田中康夫氏によると、派遣村湯浅誠さんが始めたものだが、労組や政党が乗っかって来て方向をゆがめてしまったと言う。
誰も予想しなかった急激な不況で職を失った人達の急場を凌ぐための支援を行うのは良いとして、それは一時的なものであり、支援しながら新たな仕事に誘導するものでなければならない。仕事を探すのでなく、集団で生活保護を申請するとの報道(ココ)には首を傾げざるを得ない。人手不足に悩む業種から出ている求人は一向に埋まらないという。何かがおかしい。失職者を人を求めている農・林・水産業へ誘導する動きも始まったようだ。真の支援とは求職者の意識改革を促し、長期にわたる就業を見込める仕事に誘導するものでなければならない。