ボンバルディア機墜落

悪評高いボンバルディア機が墜落。小さな事故が続くと、いつか大事故を引き起こす危険性が高いことは、経験的に言われていること。
世の中の様々な出来事は、存在確率と占有確率の積で考えることが多い。例えば電車に乗った時に座れるかどうかは、乗った時に空席が存在する確率と、その空席を占めることができる確率の積で考えれば良い。だが伝染病の場合は両者の積でなく、伝染病に罹った場合の死亡率が極めて高いなら、罹る確率がそれ程高くなくても予防接種をすることがある。つまり存在確率を0に近づける努力をする。飛行機の場合も同じである。何故なら大きな飛行機事故が起きた場合の死亡率は殆んど100%だから、大きな事故を絶対に起こしてはならない。その意味で事故が頻発していたボンバルディア機は大事故を引き起こす危険性の高い機種であり、一日も早く使用を止めるべきであったろう。