日本をダメにした政治家 村山富市と河野洋平

たかじんのどこまで言って委員会で日本をダメにした政治家のトップに村山富市、二番目に河野洋平を上げていた。全く同感である。村山富市村山談話を、河野洋平河野談話を発表し、以後歴代内閣はこれに拘束され、我が国の国益を大きく損なった。
更に両氏は遺棄化学兵器の処理を日本が引き受けると約束し、その処理費用は幾ら掛かるか判らない青天井状態に陥った。化学兵器は敗戦により日本軍が武装解除した折、ソ連軍などに正式に引き渡されたものであり、遺棄したのは日本軍ではない。現にソ連軍への引継書も近年発見されている。引き渡した以後の責任は我が国にはなく、引き取った側の責任である。だが首相が処理すると国際的に約束してしまったので、日本が処理せざるを得ないが、中国の無法な要求で処理に掛かる費用はうなぎ登りに増大し、幾らになるか判らぬ状態となった。
それに歯止めを掛けたのは、安倍元首相と麻生前首相。安倍晋三首相(当時)は19年4月、中国の温家宝首相との首脳会談で中国各地に貯蔵されている砲弾の無害化処理に「移動式処理設備」を導入することで合意した。
この移動式処理設備が効率的に運用できることが分かれば、ハルバ嶺での処理プラントも不要になる可能性もあるため、小規模事業を先行させた方が事業効率がはるかに高いという。複数の政府筋が今年1月22日までに明らかにしたことによると、政府は、砲弾の大部分が埋まっている吉林省・ハルバ嶺でのプラント建設事業を今後3年間凍結し、事業規模を大幅に縮小する方針を固めた。ハルバ嶺の事業凍結に伴い、中国各地に散在する小規模発掘事業での砲弾回収・無害化作業を先行実施する。これにより事業費は10分の1ほどに縮小される可能性もあり、処理事業は大きな転換点を迎えた(ココ)。
媚中派の村山・河野両氏が作った莫大な負担を大幅に縮小し、国民の負担を軽くした安倍・麻生元首相の功績は、もっと語られるべきだと思う。しかし、媚中派である鳩山・小沢両氏が今後何をするか不安である。村山談話を超える鳩山談話など出されたら、もう取り返しがつかなくなる。鳩山首相はその辺を良く考えて欲しい。